ソーシャルワーカー(対人援助職)の未来を切り拓き、豊かにするために ”いま、ここ”で ”つながる” ことをとおして、大切にしたいことを大切にできるための様々な活動に取り組ます。2023年5月3日に social work lab MIRAI を開設しました。

                    

代表  長谷川俊雄  



お知らせ


2023.8.5 New

家族ワークショップ2023social work lab MIRAI 】

 家族支援は、①家族相談、②家族教室・家族講座、③家族会、④家

ワークショップが有機的に関連しながら家族が直面する困難に対応

る構造になっています。公的相談機関で実施する②の講師をつとめ

いると「もっと勉強したい」「自分を苦しめている自分のクセを知

たい」「自分を変えたい」等の声かけをいただくことがよくありま

す。公的相談機関が実施している①②の事業と重複することは避け

て、実施していない(実施できない)ワークショップを開催すること

で、家族支援に厚みを作りたいと思っています。

 ご家族が心配や不安を感じている子ども・配偶者・親を直接的に変

えることは目標としていません。しかし、家族は目に見えない関係性

で構成されたシステムとして機能しています。そのシステムのなかで

は、ひとりが小さな変化を起こすことによって、そのことが家族とい

うシステム全体の変化へつながり、結果として子ども・配偶者・親へ

影響を与えることもあるのです。家族は、小さな変化を大きな変化と

して受け止める小集団なのです。自分の小さな変化家族を変えること

だってあるのです。もちろん、その前に、自分自身の感じ方・考え

方・行動の仕方のクセが自分を苦しめていることを見つけて、自分を

楽にしてあげる方法を手にすることが大切になります。

 自分のケアと変容をめざして、ワークショップで参加者といっしょ

に学びあいませんか!お待ち申し上げております!

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詳細は、チラシをご覧ください。

参加受付は91日(金)からとなります。

ご質問および参加申し込みは下記のメールでお願い致します。

メールアドレス

hato.sw.lab@gmail.com


New!リカレント講座/ソーシャルワークの基礎】 2023.6.15

 

援助職向けのリカレント講座を開講します。

ソーシャルワークの基礎を再び学んでみませんか!

1回 824日(木)

2回 914日(木)

3回 1026日(木)

4回 1117日(金)

※ 19:0021:0018:0019:00軽食タイム)

 

参加費:2000円(資料代、軽食代を含む)

定員:8

参加申し込み:71日からとなります。

詳細は「ちらし」をご覧ください。


New! MIRAI 読書会・第2弾/『海をあげる』】 2023.6.11

 

読書会の第2弾は上間陽子さんの『海をあげる』(筑摩書房)です。7月・8月の2回にわたって語り合いましょう

 

はせゼミは沖縄との交流やご縁のあるゼミです。沖縄と出会ったことで、現在4名の卒業生が沖縄在住です。また、多くの友人や知人がいる大切な場所です。『海をあげる』が語りかけてくる静かなメッセージを深く受けとめて、私たちは沖縄から離れた場所に住む傍観者ではなく、当事者であることの認識と沖縄との向き合い方について応答が求められています。日常の暮らしのなかで生まれる出来事、そしてゆれ動く気持ちと考えを、その場の光景を思い浮かべながら、美しい表現に導かれて、その拓かれた世界に登場することになります。

 

今月、623日は、沖縄戦の犠牲者の霊を慰め、世界の恒久平和を願う「慰霊の日」です。沖縄だけが祝日であることが投げかける問いは重く、深い

ご参加をお待ちしております!

 

3回 2023729日(土)14:00~17:00

4回 2023826日(土)14:00~17:00

 

本日(11)からお申し込み可能と変更しました。

お申込み先 hato.sw.lab@gmail.com

 

筑摩書房の本書の紹介です

https://www.chikumashobo.co.jp/special/umiwoageru/


【K市社会福祉職・はせゼミ卒業生/ゼミ飯の会】 2023.6.9(金) は「はせゼミOB活動」のページにアップしました。

 


《2023年5月・活動報告》  2023.6.2


2023.5.30  

 

読書会 第1回 2023.5.28 報告&参加者の声

 

宮地尚子『傷を愛せるか』①   パート:「Ⅰ内なる海 内なる空」 

 

最初の読書会は宮地尚子『傷を愛せるか』の「Ⅰ 内なる海、内なる空」のパートについて取り組みました。参加者4人で深く語り合いました。時間が早く過ぎていき、2時間の予定が3時間に延びるほどでした。

気になる言葉と表現についてナビゲーターが語り出して、それを受けてみんなで語り合うスタイルで取り組みました。自分の今までの経験、現在の仕事や生活に引き付けた語り合いが続きました。

個人的な感想としては、経験と想像力をシェアすることで、読書体験が何倍にも広がり、とても深くなることの豊かさを感じられてうれしくてなりませんでした。

 

「報告と参加者の声」は「援助職が参加できる活動」のページで掲載しています。ご覧になってください。

 

 『傷を愛せるか』②は、6月24日(土)14:00~17:00に開催します。あと数名であれば参加可能です。ご希望の方は下記のアドレスへメールをお願いします。

 

hato.sw.lab@gmail.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


開設のご挨拶&自己紹介


相談室・居場所「social work lab MIRAI」開設のご挨拶

 

大学教員の定年退職後はフリーランス・ソーシャルワーカーとして活動する構想をかなり前から持っていました。念願の相談室・居場所を開設させることができました。202353日が設立日となります。ここに開設のご挨拶をさせていただきます。どうぞよろしくお願い致します

 

《基本コンセプト my task is …

この場所は「集う」「語る」「わかち合う」「つながる」ことを大切にしていきたいと思います。「賃金労働=labor」ではなく、自ら追い求める「仕事=my task」に取り組む場所にしたいと思います。「生きること」や「おいしい・うれしい・たのしい」を手にすることも大切な「仕事=my task」です。

 

《活動内容》

“social work lab MIRAI” の活動内容についてご紹介させていただきます。

活動内容としては、援助職支援、家族支援、ソーシャルワーク研究を現在のところは考えています。今年度は試行錯誤の一年にしようと思っています。多くの人からアイデアやご提案をいただきたいと思っています。ご助言をお願い致します!

なお、相談室の活動はビジネスとして取り組むことはしません。独立型の社会福祉士事務所や精神保健福祉士事務所の開設を勧められることがありました。しかし、法律に縛られない活動を自由に取り組みたいのです。この場所を確保するために家賃の支払いという課題があります。プログラム参加者のみなさんに場所代や参加費をいただくことはあると思います。

 

活動内容の3つについて説明させていただきます。

は、ぼくのソーシャルワーカー時代も、そしてスーパービジョンやコンサルテーションに取り組んでいる現在も、ソーシャルワーカー(対人援助職)は誰からも助けてもらえないということに原点があります。ぼくは、横浜市役所勤務時代に尊敬する民間ソーシャルワーカーにスーパーバイザーになってほしいと懇願して、長年にわたりスーパービジョンを受ける経験をしてきました。自分のことは自分だけではわからないのです。客観的に第三者から指摘やアドバイスを受けることが必要なのだと思います。援助職が一番援助から遠ざけられており、クライエントになることが難しい状況が続いています。その結果、自分自身が病んでいくか、ルーティンワークとしてこなす仕事ぶりになるか、クライエントへ大きな迷惑をかける支援活動をすることもあるのです。常に、自分自身を、自分の振る舞い方を、定点観測と点検する場や機会があることが大切だと考えています。(ここで言う援助職は、相談機関や福祉施設の社会福祉職ばかりではなく、保健師や保育所保育士や子どもの居場所職員も含みます)

   

は、家族のなかのご本人(IP)に悩み苦しむご家族(多くの場合は親御さん)の相談をたくさん受けとめてきました。ご家族はご本人をどうにかしたいと思って働きかけるのですが、その働きそのものがご本人を困らせることに機能することはよくあることです。しかし、客観的に見ると、それはご家族のご本人に対するコントロールとして機能してしまい、ご家族とご本人との間に緊張や対立が生まれてしまいます。つまり、ご家族をご本人の支援者にしない相談支援が大切になると同時に求められているのです。それでも、援助職は、ご家族の悩みと苦しみを受けとめつつ叱咤激励してしまいます。それはご家族を支援者に仕立てる相談支援を展開することになるのです。ご家族をクライエントとして尊重しながら、ご家族が手にしている悩みと苦しさを軽減するために、ご本人を変えることではなく、どのようにご家族を相談支援するのかが援助職に問われています。ご家族をクライエントして受けとめる支援に取り組みたいと思います。

 

は、自分の研究スタイルが関係しています。常にリアルな「問題」に直面して自分自身が困ることがないと取り組めないタイプです。実践の中から研究モチーフが誕生してきました。フリーランス・ソーシャルワーカーになった今だからこそ、研究に取り組める基盤と条件が整ったように思います。在野の泥臭い研究会にも取り組みたいと考えています。共同研究や研究会に関するご提案をお待ちしています!

 

そして、OBゼミ活動にも取り組んでいきます。これはクローズドの活動になります。さっそく川崎市役所・社会福祉職の年代が異なる10名のゼミ卒業生の定期的な集いが計画されています。「おいしい・うれしい・たのしい」活動をしていきたいと思います。

 

《プログラムの開催情報&連絡方法》

 ホームページを開設しました。適宜、更新していきます。時々覗いていただけるとうれしく思います。また、連絡はメールアドレスでお問い合わせください。

HPアドレス〉   https://hato-sw-lab.jimdofree.com/

〈メールアドレス〉 hato.sw.lab@gmail.com

                                   2023515

social work lab MIRAI

代表 長谷川俊雄

 

2023年度・活動】

・白梅学園大学、同大学院 非常勤講師 (白梅学園大学名誉教授)

・社会福祉士、精神保健福祉士

・スーパービジョン

横浜市・社会福祉職、川崎市児童相談所(中央・中部・北部)、山梨県中央児童相談所、川崎市各区役所要保護児童対策地域協議会、日野市こども家庭支援センター、日野市生活福祉課、日野市スクールソーシャルワーカー、日の出町子ども家庭支援センター、東京都中部総合精神保健福祉センター

・審議会、委員会

神奈川県青少年問題審議会(副会長)、国立市子ども総合計画審議会(会長)、港区ひきこもり支援施策調整会議(有識者委員)、日の出町子ども・若者・子育て支援施策アドバイザリー

NPO法人つながる会 代表理事

social work lab MIRAI 代表

 

【著書等】

近藤・長谷川編著『引きこもりの理解と援助』萌文社(共編著)、近藤編著『ひきこもりケースの家族支援』金剛出版(共著)、近藤・狩野『青年のひきこもり』岩崎学術出版(共著)、斉藤編『ひきこもる思春期』星和書店(共著)、内閣府『ひきこもり支援者読本』(共著)、尾崎編『「ゆらぐ」ことのできる力』誠信書房(共著)、尾崎編『「現場」のちから』誠信書房(共著)、『はじめて働くあなたへ』日本知的障害福祉協会(共著)、小野・津田・岡田・池田『公的扶助と社会福祉サービス』ミネルヴァ書房(共著)、長谷川・中山編著『実践から学ぶ社会福祉』保育出版社(共編著)、岩崎・岩間・原田編『社会福祉研究のフロンティア』有斐閣(共著)その他多数

 

【専門領域】

福祉臨床原論、ソーシャルワーク論(子ども・若者問題領域、家族問題領域、精神保健福祉問題領域、貧困問題領域)、スーパービジョン臨床研究


長谷川俊雄

 

  社会福祉士・精神保健福祉士

  social work lab MIRAI 代表

  白梅学園大学名誉教授

  NPO法人つながる会 代表理事

 

 ご連絡は下記メールアドレスからお願いします

 hato.sw.lab@gmail.com